妊娠後期(28週0日〜39週6日)について
妊娠後期はお腹も目立ち、周りから見ても妊婦さんという事がわかるようになってきます。また、28週からは逆子の診断も加わってきます。
症状…逆子、お腹が大きくなり体の重心が変わってくるので腰痛、肩こり、骨盤の痛みが生じます。また妊娠をすると循環血液量が増えるため、心臓に負担がかかり動悸・息切れが起こります。循環血液量は増えますが赤血球の数は増加分だけ増えないため貧血傾向になります。出産が近づいてくるので不安や不眠、血液循環が悪くなるため浮腫や静脈瘤などの症状が出ることもあります。
温和での治療…クッションを使用しますのでうつ伏せも可能です。辛い方は横向きでも施術可能ですので安心して下さい。全身の鍼灸とオイルマッサージ、子宮に圧迫されて血液循環が悪くなっている骨盤内や骨盤周りにもアプローチします。
逆子の診断を受けた方は逆子の鍼とお灸を行います。お腹に鍼を打つのではなく足のツボを使用します。赤ちゃんがポコポコ反応してくれる事もあります。逆子治療は週数が早ければ早いほど子宮に余裕があるので回りやすいと言われています。逆子と言われたら早めのにご連絡下さい。自宅でのお灸のやり方も指導しますので逆子でお悩みの方はご相談ください。