温和の筋・筋膜整体

一言に腰痛・肩こりといった身体の不調でも、人によって症状の感じ方やその原因は様々ですが、主には筋肉によるものがほとんどです。
治療をするにあたって、どの筋肉が不具合をおこし、症状となっているか見極めることが大切です。しかし、原因となる筋肉だけを施術しても、また同じ症状が繰り返しておきてしまうこともあります。
それは、その筋肉を硬く、凝らせていた日常の不良姿勢や、誤った身体の使い方による筋膜の癒着がとれていないからです。
最近では、筋膜というワードは良く耳にしますが実際にどんなものかはわかりづらく、患者様からも「筋膜って何なの?」と聞かれることもありましたので、疑問を少しでも解消出来るようにご説明させていただきます。

1、筋膜の構造

筋膜には3つのタイプがあります。

①皮膚のすぐ下にあり、神経や血管を支えている浅筋膜。

②内臓(心臓、肺、胃腸など)の周りを覆っている心膜、胸膜、腹膜など

③筋肉をグループごとに結合し覆っている筋筋膜

形状はそれぞれ異なりその部位においてのみ機能しますが、全ての筋膜は一つにつながり身体全体を結合しています。
例えば背中側の筋筋膜は、足の裏にある足底筋→ふくらはぎの腓腹筋→大腿後ろのハムストリングス→骨盤を介して背中の筋肉の脊柱起立筋→首の後ろの後頭下筋群から頭皮へと足の裏から背中側を通りおでこまで繋がっています。



筋膜の説明

筋膜を主に形成しているのは、簡単につながり繊維を作り弾性と強度をもたらすコラーゲンというものと、柔らかい半液体状のゲルのような流動性をもたらすマトリクスというものからできています。

2.筋膜の役割

筋膜は、筋肉をはじめ内臓、神経、血管、骨のすべてを覆っていて、一つの組織と他の組織を隔てると同時につなげて全身を支持しています。
日常生活の動作や運動での衝撃を吸収し、筋肉の緊張などの情報を伝え、健康な筋膜によって筋肉は独立して動くことができます。
また、筋膜が覆う組織への栄養の供給と毒素や老廃物の排出も担っています。
正常に筋膜が機能していると組織が損傷した際にサイトカインという炎症を促進する物質が分泌され、組織の治癒を早めます。
様々な役割を担う筋膜ですが、逆にうまく機能しないと様々障害や症状がでてしまいます。

3.筋膜による主な症状

長時間のデスクワーク、冷えや脱水、日々の悪い姿勢、運動不足により、筋膜の本来の流動性や柔軟性を失い、癒着します。
栄養の取り込みと老廃物や毒素の排出が抑制され、筋肉の緊張は強くなり痛みの原因となるトリガーポイントを形成し、慢性痛を引き起こします。

4.温和での筋膜治療の考え方

腰痛や肩こりの原因となる筋肉を良い状態にしたとしても、その筋肉を覆う一連の筋膜が癒着して緊張している場合には、その筋膜も正しく治療する必要があります。
例えば肩こりの場合、痛み・重だるさ・辛さが出ているところのみを治療しても、一連の筋膜が正常に機能していないと、肩こりはすぐに戻ってしまうことが多いです。肩から関連の強い首・背中・肩甲骨まわり・手などもあわせて施術します。
腰痛の時は腰だけではなく、背中・臀部・股関節周り・足もしっかり施術することで、悪い状態に戻りずらくし、全身を良い状態に導きます。

温和の筋・筋膜はりきゅう整体コースでは、基本的には症状の出ているところだけではなく身体全体を一つの構造と考え、全身を整えることで、健康なカラダ作りを目指しています。

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