症例紹介 手や腕の痺れ

50代 男性 もともと営業職だがリモートワークが増えデスクワークがメインになった。

主症状

4月上旬から右手親指・人差し指・中指の痺れ感がありご来院頂きました。
過去にも同様の症状があり、その時はうがいをするように上を向くと痺れが強くなったが、今回はなかったので原因がわからず心配されていました。
もともと肩こり、慢性腰痛の自覚症状はないとのことでした。

所見

猫背と巻き肩が強くみられ、首・肩・肩甲骨周りの筋緊張がとてもあり、特に肩の前側の胸筋と肩甲骨の後面の筋肉が凝り固まっていました。首や肩関節の可動域に問題はありませんでした。
首のこりもありましたが、首の後屈で問題がなさそうでしたので、肩周りの筋緊張からくる痺れの可能性を考えました。
また、外出する頻度も減り、歩くことも少なくなり体を動かす機会がないようで、全体的に緊張が強くむくみも感じられました。

施術

筋・筋膜はりきゅう整体コース 80分の施術

筋緊張が強く、足のむくみもあったので全身施術と、首・肩・肩甲骨周りの集中的な施術を行いました。

まずは、マッサージで全体的なこりを明確に把握し、緊張をとっていきました。体格が良く筋肉質でしたので強めのマッサージを行いました。
マッサージでとりきれない緊張や凝りの強い筋肉には鍼を行い、低周波治療器をかけました。右肩周り・首の背骨の際の筋肉のこりは手の痺れの原因となり得るので特にしっかり鍼で刺激しました。
鍼を抜いた後は、横向き・仰向けで肩周りから腕、首をマッサージでほぐしました。
仰向けでの施術中に右手の痺れがあるとの事でした。仰向けで寝ている姿勢でも、胸筋の筋緊張が強く猫背・巻き肩の状態になっていました。力を抜く事ができず常に緊張しているのもわかりました。この状態で胸筋をマッサージすると痺れは消えたそうです。

施術後、デスクワークの姿勢の見直しと胸筋・肩周りのセルフストレッチを説明しました。

評価

肩の前側の胸筋を緩めることで手や腕の痺れが軽減したので、主な痺れの原因は肩周りの筋肉の緊張からかと考えられます。
しかし、10年ほど前に交通事故によるムチウチもあったようで、その後遺症による手や腕の痺れとも考えられます。また、ムチウチの影響で頚椎ヘルニアの可能性もあります。
どちらの場合でも症状の改善には周囲の筋緊張の緩和は不可欠です。
さらに、姿勢の改善の施術を合わせて行うことで普段の生活でかかる負担を軽減し、痺れの再発を抑える事ができます。

軽い痺れや冷え感、もやもやする、感覚が鈍いなども神経症状の一つです。神経の修復速度は遅く治るのに時間がかかるので、あまり我慢はせず施術を受けていただく事をお勧めします。

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