腰痛を引き起こす筋肉のこと
腰痛は誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
腰は日常の生活の中で負担がかかりやすく、立ち仕事やデスクワーク、荷物を持ったり車の運転でも腰痛につながります。
さらに運動不足や柔軟性・筋力の低下は姿勢が悪くなり、より腰に負担をかけてしまいます。毎日ストレッチをして、トレーニングが出来ていれば心配はありませんが、疲労が蓄積していくと動くのもつらいような急性腰痛(ギックリ腰)になりかねません。
なかなかご自宅でのセルフケアが継続してできない方には、定期的な身体のメンテナンスをオススメします。
鍼や整体、オイルマッサージ、ストレッチを受けていただき筋肉の緊張を取り除き腰痛の予防をしましょう。
腰痛施術の際にポイントとして注意している筋肉を紹介していきます。
脊柱起立筋
身体の背面を首から腰まで続く脊柱起立筋は内側から棘筋・最長筋・腸肋筋を合わせたものをいいます。
特に腰痛と関わりがあるのは
胸最長筋
腰腸肋筋
です。
どちらも体を後ろに倒す動作(後屈)と横に倒す動作(側屈)の際に作用します。
さらに脊柱起立筋の深層には
多裂筋
腰方形筋
があります。
こちらの筋肉も体の運動に関与しますが、背骨を支える役割があり姿勢の維持に作用しています。
腰痛の時にはどのようにどこに痛みがあるのか、体をどのように動かすと痛みが出るのか、そしてどの筋肉に原因があるのか見極めることが重要です。